産後ケアは「退院直後の母子に対して心身のケアや育児のサポート等のきめ細かい支援」とされていて、地域や施設にもよりますが、産後の「授乳指導」なども含みます。
うちの助産院の「授乳指導」は
「母乳ケア(訪問型と来院型)」と
「産後ケアサポート(訪問型)」です。
平成28年4月からは留寿都村と真狩村から委託を受けていて、
留寿都村と真狩村に住所のある出産後まもないお母さんと赤ちゃんへの
助産師訪問(授乳指導を含む)を行っています。
この度、子育て情報誌mamacha(ママチャ)の姉妹誌である
mamachaコミュvol.3の市町村子育てニュースに
留寿都村の助産師産後訪問のことがのりました!
(写真は小さいけれど、私が訪問している様子が記事に)
mamachaコミュは
子育て世帯に役立つ地域情報や話題をのせている情報誌で
自治体や幼稚園や保育所などで無料配布しています。
この表紙をみかけたら、ぜひ見てみて下さいー^0^
日本での「産後ケア」という言葉はまだ歴史が浅く、
女優の小雪さんが第二子の出産時、韓国の産後ケア施設を
利用したことが話題となりました。
国の子育て対策としても
切れ目のない子育て支援で産後ケア事業がすすめられていて、
NHKの「あさいち」の番組でで世田谷区の子育て対策、
産後ケアが紹介されたり
北海道内でも少しづつ対策が広まり、
産後ケアの支援をする自治体がでてきました。
札幌市では産後に静養したり、
授乳指導や育児指導を受ける産後ケアの費用の一部を負担する
助成制度が平成28年9月1日から開始されています。
函館市、苫小牧市のほか、各地域でその取組みがはじまり、
内容や呼び方まで様々です。
出産後、病院を退院して一週間くらいが最も不安や心配が多い時期とされ、
この時期に授乳指導や育児指導を受けることが必要だという調査結果や
母乳育児をすすめる上で、この時期に授乳指導を受けたり
乳房管理に対する情報や知識を得ることは、
その後の母乳育児に大きな影響を与えるという調査結果もあります。
産後、タイムリーに授乳指導を受けることはとても重要なことなのです。
最近は小さな記事からでも、
産後ケアという言葉が当たり前に使われるようになったと感じることも多くなりました。
こうやって、産後に授乳指導やケアををうけることの大切さが
どんどん広がって、
そして、
日本中、どこに住んでいても
お母さんと赤ちゃんに切れ目のない子育て支援が
行き届くようになるといいな・・・
と、、、
ただのつぶやきで終わらせずに
春に向けて、なみうち助産院のメニューの見直しと
新メニューを紹介できるように、
こつこつ準備していますので
楽しみに待っていて下さいー^0^
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